(研修会報告)
テーマ 広島市域居宅介護支援事業者協議会平成20年度総会及び自主研修会
「医療制度とケアマネジメント」
日時 平成20年6月26日(木)12:30〜14:15
場所 広島国際会議場 地下2階 「ヒマワリ」
講演講師 国立長寿医療センター包括診療部長の遠藤英俊氏
参加人数 200名

 広島市域居宅介護支援事業者協議会の落久保会長から「2000年から開始された介護保険も8年が経過し、3回目の報酬改定を審議する年となりました。」と挨拶があり、平成20年度総会が開始されました。
 平成19年度事業報告、アンケート報告ののち行われた、平成19年度決算、平成20年度事業計画(案)、平成20年度予算(案)、役員交代の議事はすべて承認されました。

 引き続き自主研修会として、国立長寿医療センター包括診療部長の遠藤英俊氏をお招きし、「医療制度とケアマネジメント」と題して講演していただきました。
 これからの介護支援専門員に求めることとして
 ・医療福祉連携のさらなる向上
 ・制度を理解する
 ・退院カンファレンスの参加
 ・OGAとの連携
 ・在宅療養のケアマネジメント
 ・認知症のケアマネジメント
 ・在宅緩和のケアマネジメント
といったテーマを軸に分かりやすく説明していただきました。
 その中で切れ目のない医療連携と老年医学について繰り返し説明され、高齢者担当医の役割として
 ・高齢者を総合的に診ること
 ・切れ目のない医療を提供すること
 ・高齢者の総合的評価を行うこと
 ・薬暦管理を行うこと
 ・診療計画の立案
 ・診療の内容説明を行うこと
 ・在宅終末期医療を支えること
などを上げられ、「医療機関における多職種連携による退院調節」⇔「地域における多職種連携による生活支援」を遂行するためには介護支援専門員の働きが大きく、「退院カンファレンスにも出かけ、主治医にも頻回に会いに行き顔を覚えてもらう必要がある。薬歴管理や診療計画など情報を集めて連携を深めるように」と、話されました。
 最後に「頑張る熱心なケアマネほどバーンアウトします。優秀なケアマネほど手を抜いてください。」とメッセージをくださいました。
 介護支援専門員としての役割を再確認し今後に行かせる講演でした。


(アンケートまとめ)
○ 本日の講演はいかがでしたか。
とても参考になった 72人(93%) 参考になった 43人(37%)
あまり参考にならなかった 1人(0%)   参考にならなかった 1人(0%)  
意見・感想
非常に良いお話で励みになりました。さらに勉強も必要だと痛感しました。
久しぶりに素晴らしい内容であった。すぐには変わらなくても、広い視野で医師を含め連携したり、考えていける介護支援専門員でありたいと思います。
今まで後期高齢者医療制度について何回か勉強する機会はあったが、統一的ではなく、十分理解できていない所があったが、今日はケアマネジメントとの関連でのお話で、とても参考になった。ポイントを教えていただいたと感謝しています。
興味深い内容で、大変参考になりました。医療保険、診療報酬について、介護支援専門員も、もっと知っていく必要があると痛感しました。
これからの日本はどのように動いて行くのか、タイムリーなお話を聞かせていただき、大変参考になりました。病院、在宅医との連携ができるように努力していきたいと思いました。
今まで、医療制度の研修会に出席したことがなかったため、とても勉強になった。もっとゆっくり詳しく聞きたかった。
高齢者医療制度をしっかり理解していこうと思います。介護支援専門員の役割の重要さに・・・・考えさせられます。介護支援専門員の立場を理解してくださる先生で良かったです。
医療との連携がなかなかできないが、病院側の理解があれば、もっと行きやすくなると感じました。
主治医の先生との連携がとれるよう、努力したいと思います。
後期高齢者医療制度の要、不要論は別にして、入院期間の短縮、施設入所の難しさという現状から、在宅を選ばざるをえない人が増えるのは目に見えており、医療機関との連携の重要性を感じました。ただ、以前程ではないにしても、未だにケアマネジメントの理解が得られない医師が多数あることは残念に思っています。今日のような講演は、地域連携室や医師にもすすめていってほしいと思います。
連携の大切さは実感しているが、病院からの情報不足、在宅へ向けての準備不足に悩んでいます。明るい展望も聞けてよかったです。
本日の研修はとても勉強になる話でした。メモを取りながらの学習は、大切なことを聞き洩らしてしまうこともあります。できれば、資料提供していただければと思いました。
説明はわかりやすい内容でしたが、もう少しゆっくり進めてほしかった。講義は勉強になったが、資料配布してほしかった。
資料があると良かったです。パワーポイントは全く見えませんでした。残念です。
他の介護支援専門員にも知ってもらうために資料が欲しかった。
とても興味深い内容でした。少し早口になって聞き取りにくい部分もあったり、スライドが小さくわからない部分があって残念でした。レジュメがほしかったです。
資料がなく、遠い席からは不十分であったし、話が早かったので記録が間に合わなかった。
今後参加してみたいと思われる研修のテーマ等
遠藤先生のお話をもう1度お願いします。
今日の講義のような話を繰り返し聞いていきたい。
今日のような医療制度に関わる介護保険の連携ポイントの研修を続けてほしい。
最新の情報でためになりました。遠藤先生の来広をまたお願いしたい。
引き続き、医療とケアマネジメントの連携について研修してください。
医療との連携
医療との連携や加算の仕組み等
高齢者医療制度と介護支援専門員の動きに関するものを、もっと聴きたい。
今日のようなタイムリーなテーマを希望します。
うつ病のケア、精神疾患
障害者自立支援法とケアマネジメント
障害者(自立支援の利用者)が介護保険利用者になった時のサービスは?
地域連携パス
各事業所との情報交換、交流懇親会などあったらいいです。
他国の介護保険制度について知りたい。
薬について
ソーシャルワーカーの役割や取り組みが、病院によってかなり差があり、何だかなーと思うこともあります。地域での職種、機関を超えた連携について考え中です。ソーシャルワーカーとの顔合わせや意見交換などの機会があればとも思います。
引きこもりの対策など
担当者会議の進め方、効果的な会議